今はとにかく、猪突猛進、決して後ろを振り向きませんのだ


by okaeri110

ピアノさん

ピアノの調律師さんが来て、1時間半くらい調律をしてくれた。
その後、お手入れの仕方などを聞いたのだが
ピアノってつくづくアコースティック!と感じた。

複雑そうに見える構造も、ポコポコと上物を外して弦をむき出しにすると
思ったより単純な仕組みに見える。
「ピアノは木製ですから、湿気を含んだり乾燥すると音も鍵盤の軽さも変わります」
「弦は近くの物に反響するので、何か気になるなら周囲にあるものを動かしてみてください」
「ピアノは最初に家に来たときが、いちばんコンディションが悪い状態です。その後、その家、その環境にピアノ自身が合わせるようになってきます。」

なるほど、なるほど。
木造の我が家と同じやん。
家を作るときに、設計士さんと奈良の製材所の親父さんが何度も言っていた言葉。
「家は建ててから、住んでいる人と一緒にどんどん変化する」
「木がよくなるのは年数が経ってから。乾燥して割れたり湿気のある時は目がつまったり。それを繰り返してしっくりしてきます」

なんだ~。
我が家にしっくりくる楽器は、エレクトーンではなくてピアノだったんだ。
ピアノは子どものために買ったのであって、自分は何一つときめかない買い物だったんだけど
調律師さんのお話を聞いて、ああピアノが来てよかったなぁと思えるようになった。


数日後。
みっふぃのピアノ発表会があった。
エレクトーンでするアンサンブルではなく、今回はピアノの個人の発表会。
みっふぃは今までずっとエレクトーンでピアノの練習をしていた。
「もう限界やねん」という言葉を聞きながらも
「エレクトーンでええやん」
「エレクトーンやったら鍵盤足りへんやん」
「エア鍵盤でええやん」←むちゃくちゃ
「鍵盤の硬さが全然違うから、どうしてもピアノ曲は指が弱いって言われんねん」
「強く叩けばいいやん」
ほんとにもーむちゃくちゃでした015.gif
でもまあ、発表会もそこそこ弾けてたし、いいやんと思っていたのだけれど
会が終わって先生にご挨拶に伺った時、
「ほんまにやっとピアノ買ってもらって遅すぎ!」と言われてしまった。
「他の先生達に、エレクトーンだけで練習してここまできてるって言ったら信じられへんってみなさん言ってますよ」


うーん。
「かーさん、ムチャぶりやったかなあ」と言ったら
「今さら気づいたか!」とあきれ顔のみっふぃ。

みっふぃが弾けてしまうので、そんなに必要性感じてなかったんやよね。
このピアノの発表会に参加している何十人ものお子さん達は
全員、家にピアノがあるってことやんね。
そんなん考えたことなかったわ(笑)

ごめん、ごめん。
今さらやけど、そこそこがんばって弾いてください。

ちなみに今回弾いた曲はグリーグの「小人の行進」でした。
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by okaeri110 | 2011-06-13 21:15 | 家をたててから | Comments(0)