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一歩前進したかも日記 猪突猛進ではなく撤退の道を行きます~ アフィリエイトの記事もあります

自分の書いた物語

引っ越し準備をしている。
といっても、ご想像通りチンタラやっている。

いろんな物を整理していると懐かしい物と再会する。
思い出と向き合う瞬間。
それは中学・高校時代に書きためた
ルーズリーフびっしりの文章。

あまりに稚拙であまりに恥ずかしいので
目に触れようとしなかったそれら。

昨夜、ちょっと恥ずかしいのを我慢して見ていたら
思わずふむふむと引き込まれてしまった。
なんちゅーか、その、変わってない。
今の趣味とあんまり変わってない自分を発見(笑)

好みの文章というか、好みのタイプというか
好みのクサさというか。
あの時、自分が読みたかったものを稚拙なりに
文章に起こそうとした、その情熱だけは今でもすごいと思う。

大体、小説を書くなんて面倒くさい。
今考えると、あんなに寸暇を惜しんで
ひたすら書き続けた数ヶ月間は奇跡のようだった。

小説家という人々は、あの衝動を
常に持ち続けていられる人種なのだろうか。

それにしても本当に恥ずかしい。
よく人に見せたよなあ(爆)

今、書き直したらもう少し読める物語になるのかも知れないけど
あの時の衝動がないので、きっとダメなんだろうな。
あまりにつまらない十代の頃の思い出で
わずかに誇れる私の宝物。
by okaeri110 | 2005-11-15 12:40 | 日々の暮らし