今はとにかく、猪突猛進、決して後ろを振り向きませんのだ


by okaeri110

猫が死んでから、ぎこちない時間を過ごしている。

実際に猫と暮らしてきた母ならいざしらず、
嫁に行ってから、もはや他人となった元飼い主であるのに
猫というものは、一度近しくなってしまうと
なかなかに、その存在は自分の内に存在して離れない。

「死ぬときが悲しいから猫を飼いたくないと言ったんや」
と母は何度も私に言った。
その通りです。
そして、そのつらい看取りを、母に全部まかせてしまった。
ごめんなさい。

でも、母は猫がいたから一人暮らしを乗り越えてきた、と思う。
ほんとにいいコンビだった。

だからこそ、別れがつらいのだけれど。

私は、別れがつらい、というよりも
申し訳なさと喪失感と何もしてあげなかった自分の冷たさと
いろんなものが「後悔」というひとかたまりになって頭の上にある。


猫。
我が家では絶対飼えない代物だ。
犬を飼うことに寛容な人は多いけれど
猫を飼うことには目くじらを立てる人は比較的多い。

室内に猫を閉じこめることが不可能だからだろう。
外に出て、人の庭に勝手に入って糞尿したりするから。
お魚くわえたどら猫とかしちゃったりするから。

都会で猫を飼うことは難しい。
私が田舎で暮らしたかった理由の一つがこれだった。
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Commented by あづみ at 2006-07-15 23:34 x
こんばんは。
辛いことでしょうね・・・。ご冥福をお祈り致します。
みいさんもお母さんも、猫のためにたくさん祈りを捧げておられることでしょうね。
みいさんもお忙しいでしょうが、お母さんのことを気に掛けておられ、優しいですよね。
お母さんは、神様にもみいさんにも見守られているうちに、きっと少しずつこれまでの生活を取り戻されることと思います。
みいさんもお辛いでしょうが、お母さんに優しくして差し上げてくださいね。
Commented by okaeri110 at 2006-07-18 08:56
あづみさん、ありがとうございます。
母とは年に1度も会うか会わないか、というほど遠い存在になっていますし
何事もなければ電話もしないという淡泊すぎる娘です。

この記事は、書くのを途中で放棄したままUPしてしまいまして
なんとも尻切れトンボな記事になっていますね。
でも、そのままにしておきます。

猫の遺していったものは、あの毛触りと鳴き声と…ノミの痒さ、かなあ。
by okaeri110 | 2006-07-15 21:45 | 日々の暮らし | Comments(2)