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一歩前進したかも日記 猪突猛進ではなく撤退の道を行きます~ アフィリエイトの記事もあります

初グルカゴン注射

めいこ、急に低血糖。
夜、突然みっふぃの「とーさん、めいこが変!」という声。
あわてふためいて2階に上がるパパ。

私は少し遅れてハチミツを持って行く。
もう眠りに入っており、手足が冷たくなっている。
血糖値は20。Low寸前。

みっふぃも震えてきたと言ってきたし
私たちが見た時も、もうすぐ痙攣が始まるな、という感じだった。

グルコースは食べないし、ハチミツを塗ろうとしたが
このままだとやがて痙攣が起こるからまた救急車だ、と思うと
グルカゴン注射をすることにした。

グルカゴンの副作用は聞いているので不安だったけれど
まあやってみましょう、という感じで
冷蔵庫から取り出し、ええとどうだっけと二つの瓶を見つめ、
お借りした「グルカゴン注射の打ち方」のビデオを思い出し
適当にシリンジで溶解液を吸い、粉のグルカゴンの方へ混入させた。

1度で吸いきらなかったので2度吸う。
後で片づける際に気づいたのだが、
実際に注射をするシリンジ注射では、液を吸い取るのに手間取るので
主治医は21Gか何かの大きなシリンジも下さっていた。
あーそうかぁ、これで吸い取るんだったよ。
次回はそうします。

グルカゴンを持って2階のめいこのもとに行くと
パパとみっふぃがどたばたやってくれていた。
くるりるは、そばで状況の深刻さをわかっていず
「めいこ寝ちゃったなあ」とべらべらしゃべっている。

シリンジ、いつものノボペンやオプチクリックばっかり見てるから
太いのを腕に刺すのは気の毒だな~と思った。
でも、「ぶすっと刺せばとりあえずいいですから」と主治医が言ってくれていたので
なんでもいいから刺そうと思った。
でも、ちょっと不安だったので、結局パパにかわってもらった。


グルカゴンの威力は大したものである。
10分くらいすると、手足の冷たさがましになってきて
意識も少しずつ回復してきたようだった。
結局、痙攣を起こすこともなく、30分ほど経過してから
すっかり元気でうるさくなっためいこ、捕食を摂って入浴した。

グルカゴン注射の準備と実際に注射することは
それほど大したことではないけれど、
やはり、こういう時の対処の判断を適切にできるかということが
一番心配の種である。

今回はグルカゴン注射ですっかり元気になったけれど
次回もうまくいくとは限らない。
早めに救急車を呼べば良かった、という事もあるかもしれない。

いつも、最善の対処ができるようにと祈らずにはいられない。


来週、検診なのでグルカゴンセット、2つほどもらってこよう。。。
by okaeri110 | 2006-09-02 23:53 | IDDM