今はとにかく、猪突猛進、決して後ろを振り向きませんのだ


by okaeri110

一族郎党クリスマス

会場となるのはパパの妹さんファミリーのお家。
美しいアメリカンテイストの白い邸宅である。

彼女から数日前、電話があった。
「ちょっとトム、サンタさんになってもらっていい?
ご近所の子ども達にプレゼントを渡したいんやけど」
サントム・クロースはもちろん二つ返事で引き受けた。

私たちは教会のクリスマス(2日連続)で消耗していて
あまっさえ翌25日の準備で頭がいっぱいだった。
疲れもたまった状態で、妹さん宅へ到着すると
ばーんと子ども会のリストと住居地図を見せられ
「えーと30世帯やねんけど」

え。
5,6軒だと思ってたよ…
ぎょっとした私だったが、それはトムも同じだったようで
後々二人で苦笑したのだった。

「車でいったら10分くらいで終わるから」という妹さんに
心の中で「んなわけないやん!」とツッコミまくりながら
ふらふら坂道を上り下り。(山を開拓した地区なのだ)

道にまよったり入り口がわからなかったり
留守だったり、写真撮影に応じたりバイオリンを弾いたりで
結局2時間半ほどかかって帰宅した頃にはふらふらだった。

妹さんは恐縮していたけれど
トムがどれだけいい子か理解してくれて、ちょっと嬉しかった。

トムがどうしてこんなにぶらぶらと日本にいるのかと
みんなは不思議がって聞いてくる。
私もギャップ・イヤーの意味がわからなくて
理解するまでに2週間くらいかかった。
(英語がわかればもっと早かったのだが)

ギャップ・イヤーの意味がわかっても
「いいわね~親の金でのんびりと遊びほうけていられて」
という意味のこともよく言われる。

トムは日本に来るために一生懸命パートワークをして
無駄遣いをしないようにお金を貯めていたし
今回の日本行きは、自分の楽しみのためもあるけれど
日本をよく知りたい、理解したい、日本人を愛したいという
彼の強い思いから実現していることを知っている私は
「援助は少しはあっただろうけれど、アルバイトでお金貯めて
日本に来ているんだよ。
それに毎日のようにボランティアに行っているし
人の役に立てることをいつも考えているよ」
と少しフォローすることになる。

トムは、サントム・クロースを脱いでからも
バイオリンを披露して、家族みんなといろいろおしゃべり。
クリスマスを一緒に祝えないトムのご家族に
申し訳ないと思いつつも
今、日本に、我が家に来てくれて、こうして奉仕してくれることを
感謝だなあと思いつつ、家路についたのだった。

さあ明日はうちのクリスマス会だ~~~。
もう1時半なんですけど。
何もできてないんですけど。

ううううううう。
明日は6時起きです。
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by okaeri110 | 2006-12-24 23:59 | 日々の暮らし | Comments(0)