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一歩前進したかも日記 猪突猛進ではなく撤退の道を行きます~ アフィリエイトの記事もあります

インスリンカーボ比(500ルール)

下の記事で500÷1日の総インスリン量の計算式を書きましたが
さらに大きな目やすとして簡単な指標があります。

その人が1カーボ(10gの炭水化物の量)につき
どれだけの超速効インスリンが必要か。

6歳くらいまでの幼児さんなら0.5単位
それ以上は1単位。(1日の総インスリン量が50単位前後)

みたいなざっくりした目やすです。
まあ(1日の総インスリン量が)40単位~60単位くらいなら
1カーボ食べるにつき1単位のインスリンを追加すればいいと思ってください。
でもうちはそれじゃ多いかもって言う人は微調整を。
あくまで目やすなので。

ちなみにうちは70単位(多いときは100単位になるときも)なので
1カーボにつき1.5単位は打たないとだめみたいです。
というわけでだいたい500ルールの結果とも合ってくるのでした。

カーボカウント、実はうちもろくにやってません。
立場上、まずいとは思ってます(汗)
でもまあ、毎食「これは何カーボ」とペンやら電卓やら持ってきてやるより
「たぶん7カーボ」みたいな雰囲気でとらえてもらったら
ずっとなじみ深くなると思います。

ただ私がずっと思っているのは、カーボカウントの考え方だけで
インスリン量を決めるのは、ちょっとややこしいかなということです。
やはり、カーボカウントの考え方とともに
これまで栄養士さんが教えてくださった食物交換表の考え、
それ以前に学校の家庭科で習った「バランスの良い食生活」を
ベースに持っていないと失敗しやすい気がします。

そう、根本はどの人間にも言える部分です。
炭水化物(カーボ)=力の源
タンパク質=体をつくる
ビタミン、カロチンなど=体の調子を整える

この3つをバランスよくしっかり食べること。
年齢とカロリー消費に応じた食事量を摂ること。

すごーく当たり前のことなんだけど、これが守れている人は
もともとインスリン量を決めるのも楽だと思うんです。
(もちろん、どんなに気をつけていても血糖値がなかなか安定しない人も
いらっしゃいます。)

やっぱり学校の授業って大切だったんだーと今さら思ってみたり。
by okaeri110 | 2007-08-10 09:41 | IDDM