ブルーのリングは?

11月14日は世界糖尿病デーでした。

なので、この日の前後になると関係者はブルーのリングを白衣や背広に付けております。
ドクターでも付けている人は「あ、糖尿病関連の先生なんだな」ってことかな。

めいこが入院した次の夜、ベッドに付き添いながら病棟にあった文庫のなかから
糖尿病の歴史みたいな本を選んで読んでいました。
昔の人はこの病気(1型)になっても、治療するすべがなく亡くなっていったそうです。
1921年、バンティング博士と助手のベストさんがインスリンを発見したことで
発症したらやせ衰えて死ぬしかなかった1型糖尿病の人たちの命が救えることになりました。

私はこの記述を読み、世界で初めてインスリン注射をした少女の写真を見て
「めいこが今の時代に生まれていてよかった、命が助かってよかった!」と思いつつ
インスリンのない時代の(しかもそんなに昔の話ではないのです)人たちに
申し訳なさと、この研究のために力を注いでくれた方達(実験となってくれた犬たちにも)に
感謝してもしきれない思いでいっぱいになりました。

だから、今でもめいこが発症したことについては
「これからずっと注射しなくちゃいけない(あるいはポンプをつけないといけない)」
というマイナスな思いよりも
「注射したら(ポンプをつけたら)命がある」というほっと安心した思いの方が強いです。

実際、入院したその夜は危篤状態でした。
ところがインスリンを点滴で投与したことによって、翌日けろっと目が覚めたのです。
それを目の当たりにし、前述の本を読んだので説得力大ありでした。

命の水であるインスリンを発見したバンティング博士の誕生日が11月14日。
今年は日曜日でした。
大阪でも、いろんなものがイメージカラーの、ブルーになりました。

なかでも、やっぱり大阪城でしょう。
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生きててよかった。
これからも生きられてよかった。
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Commented at 2010-11-19 16:24 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by okaeri110 at 2010-11-19 19:54
>myさん
当事者と、その家族では思いも違ってくると思います。
昏睡状態にある娘がインスリン投与で元気になった様を知っているのは娘本人ではなく、親の私なんですよね。

だからこそ「死ななくてよかった、生きててよかった」という思いが強いんだと思います。本人は「しんどかったけど入院してよかった」と言ってましたが本当に危ないときは意識がなかったので「死ななくて良かった」という思いはあまりなかったんじゃないかなぁ。
5歳だったのでなんとも言えませんが。

9年経った今、そろそろ1型さんと向き合う時期に来ているのかもしれません。myさんの思いはしごく当然というか、人の感情として健全だといつも思っていますよ。

根治しないと言われているけど根治してほしいなぁ~
そういう思いがあるうちは、現状不満があるということですもの。
あきらめるくらいなら不平を言いつつ戦ってる方がいいと思います。
がんばれmy戦士!!
by okaeri110 | 2010-11-19 10:27 | IDDM | Comments(2)

今はとにかく、猪突猛進、決して後ろを振り向きませんのだ


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