2013年 05月 23日
コーヒーを生豆からの野望その2
実は友人の披露宴の引き出物は、カタログチョイス物である。
私はすぐに商品を選びかねて、ちょっとカタログを寝かしていた。
コーヒーミルには気を引かれたが、他にも気になるものがあったのだ。
そんな折、別の友人がブラジル旅行のお土産にと生豆のコーヒーをくれた。
出立前に「コーヒーは生豆だと安いし長持ちする」という話をしたゆえだった。
お土産をねだるつもりで言ったのはなかったが、
なんといっても行き先はブラジル。
いかにも生豆を買ってこいと言わんばかりの話をした私が浅ましい。
友人よ、ありがとう。
図らずも(ほんとに図ってないのだよ)生豆を手に入れた私は
くだんの引き出物パンフレットをおもむろにつかみ、コーヒーミルと記入して
ポストに放り込んだ。
そして。
1ヶ月ほどして本日、到着したのだコーヒーミルが。
本気で忘れていてびっくりしたのだ。
これは何があっても即、行動せねばならぬ。
ここに至るまで、多くの友人が私に生豆からコーヒーを飲むまでの道のりを
導いてくれたのだから、なんとしても実現し、コーヒーを飲まねばならぬ。
わかりづらい原始的な写メールで申し訳ない。
(相変わらずのガラケー中のガラケー愛用者である)
この急須みたいな陶器はコーヒー豆を焙煎するためだけに作られた偏狭な器である。
お豆さんは豆らしく緑色。
コーヒー豆だからってコーヒー色をしているわけではない、とはわかるものの
ピスタチオみたいなものが本当にコーヒーになるのか不思議に思う。
これを火で煎る。
とはいえ、我が家のコンロはラジエントヒーター。
えーっと…大丈夫なんだろうか?
わっかんないけど、ここまできてOUTで振り出しに戻っちゃったら
涙出るどころか自分で自分に、なんとかして往復ビンタしたくなっちゃうので
ムリヤリにでも煎ろうと心に決めた。
器の色と同じくらいの色が浅煎りの目安の色らしい。
しかしすでにコーヒービート(というチョコレートが昔あった)くらいの
炭?いーえかろうじてコーヒー色、いやチョコレート色になってしまった。
慌ててコンロから降ろす。
やっぱり焙煎は難しい。
うまくできた豆もあるけど、黒くなったものや、ちょっぴり緑色が残っているものもあり
これはとてもじゃないが客人に出せるようになるまでは遠い日々だと思う。
わっかりにくいにもほどがあるが、引き出物のミルに豆を入れたところ。
これでゴリゴリやるわけだ。
電動のやつはあっという間に挽けるが、あの音が嫌いなので手動でよかった。
思ったより時間もかからないし。
ほらこんな感じ!
普通のコーヒー粉と変わらない。そりゃそうだ。
できたできたコーヒー。
もう写真撮るのとか、完全に飽きていたが
何とか初めての生豆からのコーヒーの経過を撮り終えた。
さて何年越しかの、ブラジル経由、引き出物由来、
多くの友情に支えられたコーヒーの味は。
にが。
煎りすぎて苦いよ。
それなのに何となく生っぽい感じもするよ。
完全にまだらに煎った影響が出てる。
そりゃそーですわ。
コーヒー豆屋さんだっていちばんのこだわりは焙煎だって言うんだから
こんなずぼらで何年もかかってるヤツにいきなり特上のコーヒー作られたら
立つ瀬がないってもんです。
だけど、やっと飲めたよ!
誰も期待してなかったのに、こっそり達成したよ!
三浦雄一郎さんばりの達成ぶりだよ!
(三浦さんに失礼だから謝りなさい)
これを読まれてぜひ飲みたいと思われた奇特な方がいらっしゃいましたら
もう少し上手になったらご招待しますのでそれまでお待ちくださいませ。
私はすぐに商品を選びかねて、ちょっとカタログを寝かしていた。
コーヒーミルには気を引かれたが、他にも気になるものがあったのだ。
そんな折、別の友人がブラジル旅行のお土産にと生豆のコーヒーをくれた。
出立前に「コーヒーは生豆だと安いし長持ちする」という話をしたゆえだった。
お土産をねだるつもりで言ったのはなかったが、
なんといっても行き先はブラジル。
いかにも生豆を買ってこいと言わんばかりの話をした私が浅ましい。
友人よ、ありがとう。
図らずも(ほんとに図ってないのだよ)生豆を手に入れた私は
くだんの引き出物パンフレットをおもむろにつかみ、コーヒーミルと記入して
ポストに放り込んだ。
そして。
1ヶ月ほどして本日、到着したのだコーヒーミルが。
本気で忘れていてびっくりしたのだ。
これは何があっても即、行動せねばならぬ。
ここに至るまで、多くの友人が私に生豆からコーヒーを飲むまでの道のりを
導いてくれたのだから、なんとしても実現し、コーヒーを飲まねばならぬ。
わかりづらい原始的な写メールで申し訳ない。
(相変わらずのガラケー中のガラケー愛用者である)
この急須みたいな陶器はコーヒー豆を焙煎するためだけに作られた偏狭な器である。
お豆さんは豆らしく緑色。
コーヒー豆だからってコーヒー色をしているわけではない、とはわかるものの
ピスタチオみたいなものが本当にコーヒーになるのか不思議に思う。
これを火で煎る。
とはいえ、我が家のコンロはラジエントヒーター。
えーっと…大丈夫なんだろうか?
わっかんないけど、ここまできてOUTで振り出しに戻っちゃったら
涙出るどころか自分で自分に、なんとかして往復ビンタしたくなっちゃうので
ムリヤリにでも煎ろうと心に決めた。
器の色と同じくらいの色が浅煎りの目安の色らしい。
しかしすでにコーヒービート(というチョコレートが昔あった)くらいの
炭?いーえかろうじてコーヒー色、いやチョコレート色になってしまった。
慌ててコンロから降ろす。
やっぱり焙煎は難しい。
うまくできた豆もあるけど、黒くなったものや、ちょっぴり緑色が残っているものもあり
これはとてもじゃないが客人に出せるようになるまでは遠い日々だと思う。
わっかりにくいにもほどがあるが、引き出物のミルに豆を入れたところ。
これでゴリゴリやるわけだ。
電動のやつはあっという間に挽けるが、あの音が嫌いなので手動でよかった。
思ったより時間もかからないし。
ほらこんな感じ!
普通のコーヒー粉と変わらない。そりゃそうだ。
できたできたコーヒー。
もう写真撮るのとか、完全に飽きていたが
何とか初めての生豆からのコーヒーの経過を撮り終えた。
さて何年越しかの、ブラジル経由、引き出物由来、
多くの友情に支えられたコーヒーの味は。
にが。
煎りすぎて苦いよ。
それなのに何となく生っぽい感じもするよ。
完全にまだらに煎った影響が出てる。
そりゃそーですわ。
コーヒー豆屋さんだっていちばんのこだわりは焙煎だって言うんだから
こんなずぼらで何年もかかってるヤツにいきなり特上のコーヒー作られたら
立つ瀬がないってもんです。
だけど、やっと飲めたよ!
誰も期待してなかったのに、こっそり達成したよ!
三浦雄一郎さんばりの達成ぶりだよ!
(三浦さんに失礼だから謝りなさい)
これを読まれてぜひ飲みたいと思われた奇特な方がいらっしゃいましたら
もう少し上手になったらご招待しますのでそれまでお待ちくださいませ。
by okaeri110
| 2013-05-23 21:20
| 日々の暮らし