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一歩前進したかも日記 猪突猛進ではなく撤退の道を行きます~ アフィリエイトの記事もあります

めいこの苦難

小学校の個人懇談で、めいこの担任との会話。

「めいこちゃん、何でもきちんとできるんです。
勉強もよくわかっている。
それなのに、宿題とか忘れ物、どうしちゃったんでしょう」

実は、私もほとほと手を焼いている、という話を
先生にしようと思っていた矢先だった。
推定先生歴20年は絶対に超えているだろうベテラン先生が
「こういうと悪いかも知れませんが、病気なのかと
思ってしまいます」と仰るのである。
はぁ…。

先生が仰る「病気」というのはIDDMの事ではなく、
恐らく発達障害のADHDとか自閉傾向の事なんだと悟った。
いやー、冬の寒さのごとく、この言葉は堪えた。

めいこ。
昨年までは何とかこなしていた日々のワーキングも
小三になると、宿題やら学校へ持っていくものやら
身の回りの整理やら、そしてIDDM自己管理やらで
本人的にオーバーフローしている。
親もわかってはいるのだが、どこまで手を出していいのか。

彼女が「やることがいっぱいで結局できなくなる」状態が
段々と酷くなり出したのは二学期からである。
ちょうど、私もパパも多忙になったこともあり
彼女に自己管理をまかせていた事も重なって
引っ越し寸前には、宿題もめちゃくちゃで
忘れ物、紛失物のオンパレードになっていた。

これじゃいけないと、過保護だと思いつつも
彼女が帰宅後、一つ一つやるべきことをチェックして
それでやっと宿題も最後までやり終えて
それをランドセルに入れることができるようになっていた。

しかし、こんな生活をいつまでも続けるわけにいかない。
そう思っていた矢先に、上記の先生の言葉である。


私には身に覚えがあるのだ。
やることが束のようにあって、その中の一つをやろうとすると
他の用事や気になることが目の前にやってきて
そうなるとやろうとしていた事は頭から消え去る。
気を取り直して、別のやるべき事に向かおうとすると
また別の何か用事があらわれて、それをやっていると
また別の…。
結局、どれ一つまともに最後までできないまま
一日が終わってしまうのだ。

私の人生はこれとの戦い。
それと同じことを、彼女がやらないといけないかと思うと
可哀相で気の毒で、つらくてたまらない。

IDDMもかかえているのに。
少し、彼女がシンプルライフになれるように
一緒に考えて整理していかなくちゃ。
(何より母が苦手な分野なんだけど)
by okaeri110 | 2005-12-19 12:51 | こども