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一歩前進したかも日記 猪突猛進ではなく撤退の道を行きます~ アフィリエイトの記事もあります

カーボカウントについて

市大病院でまとめているカーボカウントの本、
やっと出たようですね。
ちょっと高そう…なのは仕方ないか。
詳しくは次回の検診時に教えてもらえるor購入のチャンスがあるかも、なので
また報告させていただきます。

ぼんやり日記の方に「カーボカウント」という検索で
来られる方が今でも、ほぼ毎日いらっしゃる。
そんなたいそうなこと全然書いてないのにお恥ずかしい。

詳細は上記の本を待つとして、
カーボカウントってつまりカーボ=炭水化物(糖質)を
10g採ったら、自分は何単位のインスリンが必要かっちゅうことです。

アメリカでは1カーボ=15gで考えるそうなんだけど
日本人には1カーボ=10gの方が合っているらしいです。

その計算方法は500ルールでやります。
500ルールとは
500÷(1日の総インスリン量)=インスリン1単位に有効(適量)なカーボg

たとえばうちの子の場合、1日60単位打ってるから
500÷60=8.333…
1単位の超速効インスリンで8.3333gのカーボ(炭水化物)分が下がる。

このままだとあまりよくわからないので
じゃあ、10gで何単位の超速効インスリン(Q)が必要かを計算しときます。
えええええと。(数学ボーダーすれすれの人)
約8.3gとして、10÷8.3=1.2048…
10gのカーボに(1カーボ)に対して1.2単位のQ(超速攻インスリン)が必要ということになる。
ぜえぜえ。
計算、合ってるか?(汗)

もちろん、この数値は絶対ではない。
そんなもんありえない。
単なる目安である。

日によってインスリンの効きも違うから、デイリーで単位数が変わる。
自分の生活パターンを考えてみて、計算をしないといけない。
生活が日々大変に乱れている場合は、カーボカウンティングは難しいと思う。
ばんばん成長ホルモンだしまくってる児童とか
思春期でわけわからんくなってるガラスの世代とか
今日はエジプト明日はアラスカという一般的でない人とか
あんまりカーボカウンティングのお世話になりにくいと思います。

でも、ある程度、生活サイクルが一定で
日々の血糖値が読める人だったらば使えるツールだと感じてます。

例の「食物交換表」と平行して
こちらのやり方も加味していけば、
「なーるほどぉ、肉のカロリーとおにぎりのカロリーは一緒でも
同じインスリン単位数を打っても効き目が変わるわけだ」と
納得できることもあるのではないでしょうか。

カーボカウントだけでインスリンの単位を決めると
焼き肉してご飯食べなかった人は
わーい0単位だぁ~
なんて事になっちゃうと困るので
あとからじわじわ血糖値が上がるタンパク質、脂質についても
きちんと後から効くような形のインスリンを打っておきましょうね。
というような注意書きもふまえつつ、
活用されては、と思います。
by okaeri110 | 2006-02-27 12:21 | IDDM