暖冬とはいえ冬。少しでも暖かいところにゆくのが猫というものである。台所の横の家事室が私の仕事場で、いつものようにパソコンに向かっていた。気がつくとヒーター前に、まみが死体のように寝ころんでいた。大丈夫、ちゃんと生きてます。
台所の床はタイルなのでヒンヤリするのだが、いったん暖まるとぬくぬくになるのに気付いたようだ。そういうことに気づくのはいつもまみ。しばらくするとこういう感じになる。
まみが近くにいないのに気付いたテイラーが、まみちゃーんとニャーニャー鳴きながらやってきて、しばらくは仲良く寝ころんでいるのだけれど、気がつくとケンカをしてしまう。ふと気づくと「シャーッ!!」という声がして、この有様なので、どういう経過でこうなったのかわからない。しかしこれまでの経験から推測すると、のびのび寝ているまみのところに強引にやってきたテイラーが気持ちよさげに寝ころんでくつろいでいるのに気付いたまみが、「あんた生意気!」と手を出したものとみられる。生意気って言われてもねえ。しかし、まみがテイラーのボスなのである。テイラーは退散した。
テイラーがかわいそうと思うのだが、この1年で二匹の状況が少しずつシフトしてきたように思う。一応まみが上ではあるものの、本気でケンカをするとどうもテイラーが勝ってしまうようである。まみが怒ってテイラーにケンカを吹っ掛けて、結構テイラーは痛い目に合うのだけれど、「お、やるか」と本気を出すと毎回まみが逃げ出している。ケンカといってもじゃれあっているのでとことん追い詰めることはない。
それでも、最初に我が家に来た頃のまみ>>>>テイラー まみを頼って人間が怖くて必死だったテイラーが変わりつつある。今もビビりなのは変わらないけれど、自分の居場所がこの家だと自信を持っているといえばいいのか、まみがいなくてもそこそこエンジョイできているようだ。とはいえ、なにか不安なこと(家に家族以外の人が来たりね)があると、「まみちゃーん」と必死でまみを探す赤ちゃんなんだけどね。
まみもやれやれ、だね。
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