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一歩前進したかも日記 猪突猛進ではなく撤退の道を行きます~ アフィリエイトの記事もあります

どんど晴れ・柾樹は抜けてるけど正しい

99回目にしてやっと手応えを少し感じた「どんど晴れ」

以前から板長という人物については、まったくいい印象がなかった。
浩司が「悪い人じゃないんだよ」と夏美に言ったことがあるが
どう見てもいい人には見えず。
職人としての腕はいいのかもしれないけれど、上に立つ者としては
人格者ではないと思っていた。

なので今回のリベート着服は特別驚きもしなかった。
(キックバックということばを使ってましたね)
なるほどねえ、と。
このことは経理の洗い直し、ということ以上に
柾樹にとっては許し難い行為であったのだろう。

柾樹の早急で根回しもしない、古参の板長に対する命令は
あまりに愚かしく、経営者としては未熟すぎる行為だ。
「ですが」私は今回だけは、征樹に肩を持ちたい。

柾樹は加賀美屋を将来にわたって守るために改革をしようとした。
経理の洗い直しにはじまり、悪しき慣例を無くしていく。
それ故の今回の改革案だったのだけれど
彼が板長に失礼ともいえる口調で早急に命令をし、
誰になんと言われても曲げなかったのは
「この」加賀美屋を愛していない板長に
大切な加賀美屋の料理を任せたくないという思いだったからではないだろうか。

板長に辞められては大変なことは承知していても
それでも、そんな板長に加賀美屋の看板を背負わせるほうが
彼にとっては許し難いことだったに違いない。

板の間でのやりとり、
「本当にあなたは加賀美屋のことを思ってやっているのですか」と
詰め寄った柾樹の言葉に、
この子は経営のことよりも、人の心を大事にしているんだなとわかった。

板長も立場の悪いことを暴露されちゃって
言葉もなくつかみかかるなんて、やっぱり人格者じゃない。
浩司くん、板長がいなくなってよかったじゃない。

なのでおバカではあるけれど
今回の柾樹の行動を私は99%支持したい。
夏美はああ言ったけれど。

残りの1%はですね、ここまでやるからには
さきに代わりの板長をヘッドハンティングしてこなかったこと。
まあそこまでやっちゃったら伸一達に「なんてひどいヤツ」と
やっぱり叩かれちゃうんだろうけど。


で、今日の100回です。
板長、やっと改心してくれたようだ。
人格者じゃないけど普通の良心は持っていたと。
伸一も、なんだちゃんと経営者らしい言葉をかけれるじゃん。

今日は久則おとうさんにスポットが当たってましたね。
ガチガチの手でまな板を拭く久則さん。
でも、ネギを切るときよそ見しながらたんたんたん…
「体が勝手にうごくんだよ」とがはがは笑ってはりましたが
あたしゃヒヤヒヤいたしました。

やっと、旅館ドラマっぽくなって嬉しいわ。
今日もツッコミどころはいっぱいあるんだけどね。

これからもイライラし通しだとは思うけれど
結局、見させられてるそのパワー、恐るべき朝ドラです(爆)
by okaeri110 | 2007-07-26 11:56 | TV