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ちりとてちん・どんだけ泣かすねん

うまいなあ、見事に各エピソードがつながっている。

子どもの時にB子が拾った恐竜の化石の話ひとつでも
1.拾った当時の小学生の頃のB子の劣等感
2.高校生になってA子と石を交換したことから理科の先生に発見、
新聞に載る大騒ぎになり、B子は運命的ともいえるA子との対比を思い知る

この二つだけで恐竜ネタは終わりかと思っていたら
3.実は草々が恐竜好きで、新聞の切り抜きを大事に持っていて
しかもそれがきっかけでA子に惚れてしまう

というつながりに。しかも
4.(もうB子とは言わず喜代美の)弟の正平は恐竜好きで草々と気が合う

なんてオプションまでついてきた。

でも、こんなのは序の口である。
先代の伝統を受け継ぐ際の親子の確執という大きな縦軸が
塗り箸作りと落語を通してわざとらしくなく語られていく。

神経が行き届いているのは回想シーンを見るとはっとする。
昨日の、草々が草若の亡きおかみさんを語るところで
喜代美は三味線を練習している時に草若が語った言葉を思い出す。

「でもへたくそなんです」と喜代美が言うと
「へたくそでええやないか」と草若が返す。
「へたくそやから余計に練習する。練習するからうまなる」
というような会話を縁側でしている。
カメラは少し引いて二人の縁側を映す。
庭のたんぽぽが手前に映る。

ちょうど草々がおかみさんのことを
「たんぽぽみたいな人やった」
と言っていたのがはっきりと我々の耳に焼き付いている間に
このシーンを映し出す。

でもって、これが「回想シーン」なのだ。
つまり縁側の場面を撮る時点で、すべては計算されているのだ。

悪いけど、前の連ドラではこういうきめ細かい設定はなかった。
朝ドラは忙しいし長丁場だから無理なんだと思っていた。
やったらやれるやん。
クドカンばりのストーリー全体をしっかりおさえたエピソード作りが。

四草が登場したことによって笑いが広がった。
ツッコミって大事。ほんまに。
四草のツッコミ最高。

おかみさんの墓の前で、
羽交い締めにされてくしゃくしゃになってる四草も最高。


昨日も泣いたし今日も泣いた。
今日は泣いてばっかりかと思ったら
ええところで笑わしてもろた。
「そこぬけに~おかえり」
「使い方違うがな」

やけにくつろぐ和田家の面々。
正平が高校を休んでいる、という事情だけが心配なんやけど。
そーゆーのほったらかしかーい。
私も台所ほったらかしかーい。

8時半になって我に返って家事をする日々でござい。
by okaeri110 | 2007-11-16 14:08 | TV | Comments(0)

今はとにかく、猪突猛進、決して後ろを振り向きませんのだ


by okaeri110
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