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ヤング公開スクール大阪 ’08 その3

③教育講演:丸山先生

素晴らしい先生だなあと。内科の先生でこんなに強く
患者の立場にたった発言をされる方がいらっしゃって
心強く思いました。

先生のお話のなかで
「食事制限」と「食事療法」は違う、ということ。
そして医療者の多くが、強化インスリン療法の本来の意味を
正確に理解していないということを話してくださいました。
強化インスリン療法は、あくまで各々の患者に沿った
患者による患者の生活にインスリンを合わせていく方法だと。
テーラーメイド、という言葉も使われていました。
主治医はあくまで患者なんだと強調されていました。

これらは医療者側への厳しい言葉ですが
患者側にも「能動的に」「どうしてなのか考える」ということを
強調されてらっしゃいました。

せっかくSMBGをしたのだからそこから
「どうしてこういう数値が出たのか」を考えようと。
コントロールが悪いときは血糖の高い時に測ること。
そこから原因を考えてみると。
どれもこれも頷くことばかりでした。

あと、注射部位というのはやはり大事だということも。
どうしても同じ場所に注射してしまうけれど
長年経つとインスリンの効きが悪くなってしまうそうです。
そういう注意はよく受けているのですが
部位を変えるだけでコントロールもインスリン量も
ぐぐっと下がった例をいくつか紹介してくださり
やはり気をつけないと、と思いました。
どうしても痛くないから同じところについつい打っちゃうんですね。

その他、食事時間は不規則になったとしても
基礎インスリンを入れる時間だけは必ず守ること、も
頭で理解はしているけれど、今回お聞きして
やっぱりきっちり言っておこうと思いました。

その他、小児科にかかっている者としては
あ、まだちょっと聞かないでおこうという話もあったり(笑)

今回はドタバタなので(いっつもやん)パスしようかと思ったけれど
行けて本当によかったです。
丸山先生のお話を聞けただけでも勇気がでました。

体験談のお話もそうですが、希望のでるスクールでした。
by okaeri110 | 2008-11-10 11:25 | IDDM